建築コストマネジメント
応募資格 [必須] 大卒以上、実務経験5年以上 / 一級建築士
[尚可] 認定コンストラクションマネジャー(日本CM協会) / 建築コスト管理士(日本建築積算協会) / VEリーダー(日本VE協会)

 建設コストマネジメント業務では、設計のスタート時、もしくはスタート直後に依頼を受け、設計過程でお客様の側に立ったコストマネジメントを行います。

 具体的には、コストに軸足を置きながら、予算、スケジュール、デザイン、資材の調達方法などをマネジメントします。設計、施工、見積関連業務などの経験がある方でしたら、その経験を生かして活躍できます。また、大型超高層ビルや大使館からブランドの旗艦店舗に至まで、かかわるプロジェクトは国内外を問わず多岐にわたり、プロジェクトは目に見えるかたちで実績となりますから、業務の魅力性は高いと思います。
実際の業務は、まず、計画に一体いくらかかるかのコスト算出・予測の役割が挙げられます。また、同時に、お客様の事業投資効果を高め、価値の高い賢明な買い物をしていく上での支援的役割も提供しています。企画、設計、調達、工事、維持管理などの各段階で、LCC、VE、発注方式、FM、等々の手法を駆使して、顧客ニーズに応えることです。
そのためには、今まで培ったコスト関連データ、専門業務のノウハウ、そして技術力を顧客ニーズに対応可能なように自ら新しい分野や業務領域を拡大し、チャレンジしていく姿勢が必要だと考えています。

 設計段階でのコスト管理の基本的役割として、コストプランニング業務を行っています。主として、①「概算コストを予測・算出する」、②「バランスの取れた予算配分をする」、③「計画を予算内に収める」、そして④「ムダを省いた経済設計をする」の大きく4 点を提供しています。特に、コストプランニングの根幹となる川上段階のおける投資効果の評価とか、建物の概要を固める基本設計段階での設計計画へのコスト面からのフィードバックや検討を行い、価値の高い設計計画を推進する役割です。このコストプランニングの持つ4 つの役割を満たすために、第三者の視点で設計を集中的に検討する業務として設計VE も提供しています。