BRICs & アジア地域への企業進出

ブラジル

ブラジル

目覚ましい発展を遂げているブラジル経済

ブラジルは中南米最大の国である。面積は8,547,403,5k㎡と、南米大陸の約半分を占めており、世界ではロシア、カナダ、中国、米国に次いで5番目に広大な国土を持つ。このように、国土面積世界第5位、人口5位、GDPベースでは南半球最大規模を誇るブラジルは21世紀の成長センターBRICsの一角として目覚ましい発展を遂げている。

ロシア

ロシア

再び成長基調に戻ってきたロシア経済

1998年にロシアを襲った金融危機の影響を受けて、この年マイナス成長となったが、1999年以降のロシア経済は高成長を謳歌してきた。つまり、通貨危機からの回復直後から、国際的なエネルギー資源需要の高まりを背景に石油・天然ガスの価格高騰が大きく経済に寄与し、ロシア経済は1999年から8年連続でプラス成長を継続している。

インド

インド

インド市場投資の魅力性と建設事情

近年順調な経済パフォーマンスに加えて、政治的な安定性が高まり、インドに対する海外からの注目度が最近大きく高まっている。
2008年秋のリーマンショックの後、2009年にはインド経済は80%まで経済成長率が回復した。

中国

中国

急増する中国市場への企業進出と建設事情

中国での著しい経済発展、そしてグローバル化は、今や日本をはじめ外国企業の中国を見る目を大幅に変えつつある。
過去20年間での中国のGDP(国内総生産)は、平均8%(世銀資料:中国国家統計)という驚異的な成長率を示しており、12億人を超える人口を抱える巨大な市場となっている。

インドネシア

インドネシア

豊富な資源と可能性をもつインドネシア

インドネシアの国土面積は、192万平方kmと日本の約5.5倍の大きさを有し、天然資源に恵まれ、石油、天然ガスを始め鉱物資源は多様かつ豊富に在り、また農作物も豊かで多種類の水産物も捕獲される。さらにインドネシア東部の島々には豊富な鉱物資源や森林資源があり、合板やラタン(籐)については世界最大の生産・輸出国である。

タイ

タイ

タイへの工場進出と建設事情

今やタイでは、自動車産業、電気・電子産業とこれら組立産業に関連のある部品産業、素材産業の集積が急速に進んでいる。世界の工場と化している中国の発展の影に隠れて目立ってはいないものの、現在のタイは急速な勢いで景気回復が進んできており、2010 年は、GDP の60~70%に相当する輸出の大幅増(前年比28%増)、内需(個人消費及び民間投資)の堅調な拡大等に支えられ、7.8%の経済成長を達成した

フィリピン

フィリピン

急速に進む都市への人口集中による地域格差

フィリピンの国土面積は27.7万平方kmと日本の75%に相当し、大小7,150の島から構成されている。そして人口は約8千万人となっている。また今や、都市への人口集中が著しく、特に首都圏(NCR:National Capital Region)としてマニラ、ケソン市、カローカン市などから構成されるメトロマニラ都市への人口増加率が急速に進んでいる。

ベトナム

ベトナム

好調なベトナムへの外国投資

アジア通貨危機後のベトナム経済は、1999年を底に回復を続けており、ベトナム向け直接投資が2004年頃から急増し、第2次ベトナムブームとも言うべき流れが生まれている。この背景には、高成長を続けるベトナムの経済にあり、実質GDP成長率は7%台の高成長を維持してきた。経済成長を下支えした要因として注目すべきは、民間企業設立ブームに伴う投資や法人需要の拡大が挙げられる。共産党政権下で市場経済化を慎重に進めるベトナムで、いよいよ民間セクターの本格拡大が始まっているといえる。

マレーシア

マレーシア

マレーシアの工業化と建設事情

マレーシアの国土面積は33万k㎡と日本よりやや小さく、マレー半島南部とボルネオ島北西地域から構成されている。マレーシア国土の約9割近くは、湿地帯や熱帯原生林で占められており、人口約2,510万人の大部分は都市部に集中している。